道先案内人

ガイドに求める資質はなんですか?

豊富な情報量?

正確なスケジューリング?

ユーモアたっぷりの会話?

先を読む直感力?

旅の質がもしガイドの力量で変わるなら

ガイドはとても重要

沢山の道があっても

目の前を明るく照らしてくれるなら進みやすい

もちろん

ガイドなしの旅も良いものだとも思う

探求する楽しさがあるから

時間がない時には近道したいけど

実はそんなに急ぐこともなく

道草しながら行くとよいかも知れない

習慣的な選択のせいで

同じ道を何度も通ってしまったり

くるくる堂々巡りをしてしまうかも知れない

可能性は未知数だ

でも

道はどこに行けどもやっぱりそこにある

だから

スタックしない

本当に行き詰まるなんて事はないんだ

旅行先で知識豊富なガイドに出会うと

よくここまで沢山の情報を覚えたなぁと感心する

記憶と知識をお客さんに伝える役割

そこにチラッと歴史背景だけではない雑学を提供してくれる方も

ガイドは頼もしいコンパス

自分の持つ情報をお客さんに伝えることに尽力してくれるのだが

その反面

マニュアル通り

教えられた通り

覚えたものだけのを提供する者もいる

旅先のガイドの話は

日常の生活の中で起きていることと全く同じ

教え教わる立場

上司と部下

先生と生徒

子供の通う中学校

学びのガイドである教育者が

大きな声を出して

「お前ら全然わかってないな!」と威圧する

権力を振りかざしたり

相手を抑圧することからは何も生まれないのに

人として生きる上で

相手を尊敬することはテストで100点を取るよりも大切であると

教わる機会はなかったのだろうか

学問を学ぶことだけが人生の目的ではない

人は人をリスペクトしながら生きていくべきである

教わる側の姿勢も大切だけど

教える側はフレッシュであり続けたい

まるでたった今教え始めたばかりかの様に

キラキラと新鮮さを失わず

押し付けではない”教える”をする

ガイドをする

そこに楽しみを見つけて行けたら

とても素晴らしいと思う

inputからoutputへの転換

得た情報や知識を私という媒体を通して

伝達する

与えられたままだけではなく

クリエイティブに

そして常に新鮮であり続ける為には

自分の木を育てる

雨が水を与える様に

太陽が光を与える様に

大地が土を与える様に

一方向まっしぐらから

あらゆる栄養源から

自分という木に活力を与え続ける

そうしたら

じっくりと腑に落ちたものしか使えないけど

自然と我流”私らしさ”が芽を出す

私しか出せない味わいが出てくる

早くに育つ人もいれば

そうでない人もいる

我流の芽が伸びすぎて

剪定が必要になれば

また先で灯りを照らしてくれるものに導かれればよい

道先案内人

私はどんなガイドになれるだろう

年齢 性別 経験 役割を超えて

私らしい味のあるガイドになりたい

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