
私はヨガインストラクターですが
時々
市の女性消防団員となります
かれこれ十年程活動中
団員としてのお仕事は
防災や救命について伝える事が全般で
高齢者宅の訪問や救命講習指導
式典の運営や小隊訓練etc
制服や活動服をピシッと着て
いつものヨガウェアから大変身!
丸っきり違う環境下で
いつもと違う刺激を受けます
消防団のお仕事は
ヨガのクラスだけでは感じられない
世間を違った角度から見る為に有益なエッセンスが詰まっている気がします
一方では自由や心の解放を説き
一方では規律や制度を守り安心と安全のための行動を促す
まさしくこれも陰陽の様ですね
先日
団員のお仕事の一つで
3年越しに女性消防団活性化大会というものに参加してきました
バルセロナと北京五輪の
マラソンのメダリスト
有森祐美さん
世界を舞台に大活躍を果たし
人々が歓喜するその勇姿
偉業を成したと称えられる
一人の人間ドラマの講演を聞きました
約一時間の講演の中で私に伝わった内容は
“人との出会いが人生を運ぶ”
一文でまとめると私はこう捉えました
聴者はそれぞれのバックグラウンドに彼女の半生を照らし合わせた上で
全体像をイメージするので
“スポーツは人間を豊かにする”
“初めからの天才はいない”などがテーマだと感じた方もいるでしょう
私も含めて
聴者によって都合の良い様に解釈されますが
メダリストとなるまでの半生
人生を変えるきっかけになる恩師の存在が印象的でした
あぁ
やはりここでも
人との出会いや関わりは
人生を大きく揺さ振る転機をもたらすのだなと思いました
運は
掴みに行っているのか
与えられているのか・・・
どんな人にも運や機会は平等に回ってきているのに
掴むより見過ごすことの方が多く
それを機会や運と捉えないケースもあります
自分の経験上でしか考えられない思考に捕まり
チャレンジする気持ちや
ワクワクする胸の高鳴りを
ポッケにしまったり
後で使おうかな・・・と横の戸棚に置いたりします
「人がきっかけとなり
自分自身の人生が大きく変わった」
一般的に言う
偉業というものを成した方々は
口を揃えて
「あの人と出会いがきっかけで」
「あの人の一言で」などと言います
自分自身の中に存在していた
情熱や思いに点火してくれた人がいた事を話し始めます
誰かがきっかけと感じたのは自分
自分の中に元々存在していた
“思い” に気付いたのも自分
私にこんな種が埋まっていたのね
と気付いてあげれたら
思いの芽はどんどん伸びていくのですね
“情熱”
熱くて火傷するようなものでなくとも
思いを維持し傾け続けれれば良いなと思います
「青年よ 大志を抱け」
北海道ならやはりクラーク博士のこの言葉でしょうか
展望台の上から
人生の展望は志を持ってして拓くと説いているのでしょうね
改めて書くと
とても力強く良い言葉だなと思います
青年期を過ぎた壮年期でも
志があることは
人生を豊かにします
いつまでも輝くってこんなことなのかなと感じた十一月
自分自身の胸にどんな志がありますか?