
“自信”
自信を持てるようになるには・・・
という本がたくさん出版されている
以前私も御多分に洩れず購入した事がある
果たして本当にその本を読んだだけで自信がつくようになるのだろうか・・・
もしそれで自信がつくくらいなら
単なる”思い込みの薬”を飲んだだけかも知れない
“一歩前へ”とか
“階段を一段登る勇気”や”挑戦”とも違い
本来 自信とは
沸々と私の中のマグマから溢れ出るもの
まるで大湯沼からぷくぷくと湧き出る温泉のようだなと思う
やはり
自信はそう簡単にはついてこないのかも知れない
ついたと思ったら
また何かの拍子に崩れてしまったりもする
「あの人は自分に自信があるのよね」
まるで自信家の様に見える人が
実はハッタリだったりする時もある
人は自分を大きく見せようとしたり
強く威圧的な態度をしたりするものだから
不確かなものから
確実なものになるまでには
技術を獲得したり
知識を得たり
腑に落ちて自分の言葉となり
相手に伝えられるようになるまでには
誰しも相当数の時間と経験を要する
あくまでもこれは人間の表面的な分野での見方だけれども・・・
実は自信がないのは数ある分野の一部分だけで
他の分野では必ずどこかに得意があり
誰しもが人と違った輝ける資質を持っているのだと私は思う
ディズニーの「ティンカーベル」の映画を思い出す
生まれたての妖精ティンカーベルは
他の妖精の才能が羨ましい
水の妖精の様に雨や嵐を司ったり
動物の妖精の様に様々な動物たちを手懐けたり
植物の妖精の様に花を咲かせたりしたい
けれどどれをとっても失敗ばかり
私には才能がないと自信をなくす
しかし
全く惹かれていなかった物作りの才能が呼び起こされ
その才能こそが彼女の役割なのだと気付くという映画
ヨーガの世界では
この宇宙の法則
生業
社会的な役割や義務などを
“ダルマ”という
“ダルマ”の意味はとても深く
壮大な世界観を学ばなくてはならないが
私達が与えられている
才能と呼ばれるものや得意なものは
この社会の秩序の中での役割の様なもの
一個人の資質を生かし
個人の願望をダルマに沿って選択しながら
この身体での体験を通じて
宇宙の法則や社会の秩序
調和を保ち生きていくことができる
それこそが人が人の成長に必要な要素であり
ダルマという”調和”を持った生き方の選択だなと思います
平和な世界を願いますが
まずはいつもご機嫌な私でいるために
ゆとりある自分と穏やかな家庭
周りと調和のある関係性
思いやりのある生活
を日々心に留め毎日を楽しく過ごせると良いですね
新しい一年が始まりました
今年は私という木に新しい枝葉が
もう一本育ちそうな予感
楽しんで参りたいと思います
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